エアコンの電源が入らない?リモコン・ブレーカー・本体を確かめる

エアコンの電源が入らない?リモコン・ブレーカー・本体を確かめる

エアコンの電源が入らないと、暑い日は早く動かそうとして操作を繰り返したくなります。ただ、原因はリモコンの電池切れから本体の故障まで幅があります。焦げ臭さや異音がないことを確かめ、家庭で触れてよい範囲だけを順に見ていきましょう。

リモコンが送信できているかを見る

リモコンの表示と送信を確かめる

液晶表示が薄い、時刻が消えている、ボタンを押しても表示が変わらないときは、まず電池を新品へ交換します。向きを合わせ、電池室の端子に液漏れや強い汚れがないかも見ます。スマートフォンのカメラで赤外線発光を確かめられる機種もありますが、カメラ側の仕様によって映らないことがあるため、結果だけで故障とは決めません。

リモコンに入切タイマーや内部クリーンの表示が残っていれば解除します。別室の同型リモコンを安易に使うと設定や機種コードが合わないこともあります。純正リモコンの説明書に沿って操作してください。

ブレーカーと電源プラグは外観だけ確かめる

ブレーカーと電源プラグを見る

分電盤でエアコン専用ブレーカーが「切」になっていないかを見ます。雷や一時的な負荷で落ちた可能性があっても、入れ直した直後にまた落ちるなら操作を止めてください。何度も再投入すると、配線や機器の異常を悪化させるおそれがあります。

コンセント式の機種は、プラグが抜けかけていないか、周囲にほこり、変色、熱、焦げ臭さがないかを目で確かめます。熱い、変色している、火花の跡があるときは抜き差しせず、ブレーカーを切って相談します。壁内配線やコンセントを分解する必要はありません。

応急運転でリモコンと本体を分ける

応急運転でリモコンと本体を分ける

多くの家庭用エアコンには、本体前面の内側などに応急運転ボタンがあります。場所と操作は機種によって違うため、取扱説明書で確認してから一度だけ試します。応急運転で動けば、リモコン側や受光部との通信が原因候補になります。動かなければ、本体への給電や内部部品を含めた点検が必要です。

カバーを外して基板へ触れたり、細い棒を差し込んだりしてはいけません。ボタンが見つからない機種は、無理に探さず型番から説明書を確認しましょう。

異臭・異音・再遮断があれば運転を止める

使用中止と点検の目安を知る

焦げ臭い、室内機から異常音がする、電源プラグが熱い、ブレーカーが再び落ちるときは、原因確認より安全確保を優先します。型番、本体ランプ、いつから動かないか、直前に雷や停電があったかを控えると相談が進みやすくなります。修理か交換か迷うときは、エアコン工事・点検の対応内容を見ながら必要な確認を伝えてください。

よくある質問

ブレーカーは何度も入れ直してよいですか?

一度戻してすぐ落ちるなら繰り返しません。ほかの機器も同時に止まったかを見て、エアコン専用回路か住宅側の問題かを点検先へ伝えます。

応急運転ボタンはどこにありますか?

前面パネルの内側や表示部付近など機種で異なります。取扱説明書の「応急運転」「手動運転」を確認し、指定されたボタン以外は触れないでください。

まとめ

電源が入らないときは、リモコンの電池と表示、専用ブレーカー、電源プラグの外観、取扱説明書にある応急運転の順で確かめます。応急運転でも動かない、焦げ臭い、ブレーカーが再び落ちる場合は操作を重ねず、型番と症状を伝えて点検を依頼しましょう。